こんにちは!アン&アンディが大好きなAkiko@おかざきカントリーフェスタです。
今日はおかざきでのイベントに参加しているので予約で書いています。
2月の前半ずっと風邪を引きずって気がついたことがあります。
『習慣』って実はすごい武器なんだってこと。
「いついつ何をする」って決めてやり続けて1ヶ月位たったことは、体調悪くても
ちゃんとしてました。
それに引換え、….(あははははっっっ)
『何かを成し遂げる人』って、もしかして沢山のことを『習慣』にして生きているの?
「体調が悪いとき」「気分が乗らないとき」も、淡々と成果を残して行かれる…
イベント参加は「言い訳」にならないね。
さぁ、今日は木曜日。アン&アンディの原作本を読む日です。
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“Raggedy Ann Stories” (初版1918年、復刻版1993年Simon&Schuster社)の7つめのお話『RAGGEDY ANN AND THE STRANGE DOLLS』を読んでみましょう。(前回までのお話はコチラから>>> )
ラガディ・アンはマルセラに落っことされたまんまのうつ伏せ。毛糸の髪の毛はよじれ、シューボタンのお目目の片方にかぶさってます。
今、耳に挟んだことは聞こえなかった振りをして、天井を見つめて笑っています。
アンは新しいドール達が言ってたことはホントのことと知っています。
でも、真実って時々哀しいもの。(Sometimes the truth may hurt.)だから、ラガディ・アンは身じろぎもせずそこに横たわっていました。
「ねえ、ねえ、あんな不格好なもの今まで見たことある?」
「シューボタンの目なのよ。」
「毛糸の髪の毛だって!」
「あの足見た?」
オランダ人形はソファから下りると震え声で「ママ」と言いました。
だって、こんなに愛されているラガディ・アンを、キャンディーのハートを持つアンを、皆が大好きなアンをあんな風に言うなんてとってもショックだったから。
アンクル・クレムも大層がっかりして、腹が立ちました。
新しい2体のお人形に歩み寄ると厳しい眼差しで睨みつけました。でも、何かいい言葉が浮かびません。
この2体のお人形は今朝マルセラのところへ叔母さんから贈られて来たプレゼント。
マルセラはこの2体を叔母さんと伯父さんの名前を取って、アナベルリーにトーマスと名付けました。(Marcella named the two dolls Annabel-Lee and Thomas after her aunt and uncle:学校でこの構文習いましたね!name A after B)
アナベラリーとトーマスはとっても美しいお人形でした。素敵なお洋服を来て、本物の髪の毛で出来てるんです。どんなに高かったことでしょう!
アナベルは、レースに包まれたシルクの柔らかいドレスに、これまたシルクの長いリボンの付いた帽子を被っています。
トーマスはレースの襟のついたベルベットのスーツを身にまとっています。
二人はマルセラが座らせた小さな赤いドールチェアーから、他のドール達を見渡しています。
アンクル・クレムが二人の前に立つと、二人はわっと笑いました。
「はーっはっは。膝に穴があいてる!」
確かに、スコットランド人形のアンクル・クレムの膝とキルトのスカートは虫喰って穴が空いています。でも哀しくって、返す言葉も出ません。
ラガディ.アンのところまで行って座ると目に被さっていた毛糸の髪の毛を掻き揚げてあげました。
「ラガディ、あいつらの言ってることを放って置いていいのかい?僕達みたいにアンのことをあいつらは知らないんだよ。」
「あなたのことなんかちっとも知りたくないわよ、ラガディ・アン。だってまるで案山子(かかし)みたい」アナベルリーは言いました。
「そこの兵隊は缶切りで出来てるんじゃないか?」トーマスも続けます。
「あなたたち、少しは恥を知りなさい!」フランス人形はアナベルリーとトーマスの前に出ると言いました。
「私たちのことを悪く言い続けると、今に後悔するわよ。私たち今までずっと一緒に冒険や幸せを分かち合って来たんだから。」
その夜、マルセラはこの2体のお人形達を着替えさせませんでした。まだ、着替えのパジャマを持っていないからです。そこで、お洋服にしわが入らない様に、椅子に座らせたままにしました。
「明日、パジャマを作ってあげるわ!」と言って、二人にお休みのチュっをしました。そして、ラガディ・アンのところに来て、お休みのハグをしました。
「ラガディ、みんなをいい子にさせておいてね」と言って部屋を出て行きました。
アナベルリーとトーマスは耳元でささやき合いました。
「ちょっと決め込むのが早かったみたいね。このラガディアンはマルセラの一番のお気に入りのようだわ」
「何か理由があるに違いない。アンの容姿を馬鹿にして悪かったかな。だって自分の容姿は自分ではどうにもならないからね。」
長旅に疲れたアナベルリーとトーマスはとっても眠たくなり、他のお人形達のことを考える余裕がなくなりました。
二人が眠りにつくと、ラガディ・アンはベッドからこっそり抜け出し、ブリキの兵隊とアンクル・クレムを起こして、二人のもとに抜き足差し足(tiptow)で近づきました。
三人は、アナベルリーとトーマスが目を覚まさないようにそーっと抱きかかえると、ラガディ・アンのベッドまで運んでやりました。
ラガディ・アンは布団を掛けてやると、自分は堅い床に寝そべりました。
ブリキの兵隊とアンクル・クレムはなんとかラガディ・アンを自分たちのベッドに誘おうとしましたが(二人は一緒のベッドに入って:と誤解を生まない様に()書きで書いてあるところが、いいですね!)アンは聞こうとはしませんでした。
「私は柔らかいコットンの体で出来ているから、堅い床は全然気にならないのよ!」とラガディ。
夜が明けると、アナベルリーとトーマスはラガディ・アンが自分たちにベッドを譲ってくれたことに気がついて、とっても恥ずかしくなりました。
「なんて人の良さそうな、正直なお顔なの!シューボタンのせいかしら」アナベルは言いました。
「なんて素敵に毛糸の髪の毛がループしているんだろうこんなに素敵なお顔に昨日は気がつかなかったよ」とトーマスも続けます。
「他のお人形達はラガディ・アンのことが大好きなのはこんなに親切だからなのね」とアナベル。
二人はしばらく黙りこくった後、トーマスが口を開けました。
「ねえ、どお思う?」
「とっても恥ずかしい気分だわ」と答えるアナベル。
「あなたは、トーマス?」
「ラガディ・アンが起きたら、どんなに恥ずかしい思いをしているか話してみるよ。もし出来るなら許して欲しいと誤ってみる。」
「ラガディ・アンのお顔。見れば見る程、好きになるわ。」
「チュッしてあげよう!」とトーマスが言うと、
「だめよ、ラガディ・アンを起こしちゃうわ。」とアナベル。
それでもトーマスはラガディアンのペイントされたほっぺにキスをして、毛糸の髪の毛を撫でてやりました。
するとアナベルもベッドから起き出して、アンにキスをしました。
そして、アナベルとトーマスはラガディを静かにベッドに運んでやり、自分たちの赤い椅子に腰掛けました。
しばらくして、アナベルが「こんなに幸せで、いい気分になったことなかったわ。」と言うと、
トーマスも「僕もだよ。」と答えます。「まるで、暗い部屋の中に明るい太陽の光が差し込んで来たみたいだ。これからもずっとこういう風にしよう。」
側のバスケットで寝ていたファイドも片耳をぴくっとあげると、しっぽを2、3度振りました。
トーマスとアナベルがラガディ・アンにお布団を掛けていた時もラガディ・アンは静かにしていました。天井に向かって笑みを浮かべたまま、I Love Youとかかれたキャンディーのハートを満足でいっぱいにして。
読んでるあなたはもう気がついてたかも知れませんね?
ラガディ・アンは眠ってはいなかったんです。
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今日のお話はどうでしたか?
さて、お知らせです。
2月28日は、DVD第二弾でお訪ねしたWRINKLE RAGさん18回目のWRINKLE RAGさんのお誕生日です。
そこで、昨日25日(水)から3月3日(水)まで『ご愛顧ありがとう割引セール』をしています。
『ブログ見た』と言って頂ければ、お買い上げ額に応じてプレゼントがあるそうです!
WRINKLE RAG
浦和本店
埼玉県 さいたま市 浦和区 高砂1-12-1 CORSO(コルソ) 4F
■JR 京浜東北線 高崎線 宇都宮線浦和駅西口正面スグ
■TEL048(824)7577
どんなプレゼントもらったか、教えて欲しいなぁ〜
今日も最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。
この前の火曜日の『お名前は?』の晩にはもうちょっと続きがありました。(読んでない方はコチラから>>> )
「おっ、選挙演説か?!」と寄って来るコールダーに返したおじさんがいて
???だったのですが、
「コールダー元気です。」と名乗ってたんだなと今気づきました。
そういうこともあると行けないので、漢字はちゃんと読める様にしとかなくっちゃ、
ね?(笑)
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたのポチっでブログの順位をぐい〜っと押し上げてやって下さい。
次は火曜日に更新します。
こんにちは!アン&アンディが大好きなAkikoです。
仕事も進み夕食作りも終え、やっぱり体調がいいと「さくさく」と万事いい感じ。
心はスキップでお迎えに行った保育園。
でも、彼には彼の都合がありました…
うちとは反対の方へ「てくてく、てくてく」歩いてく。結局母を誘い出し、3人で外食となりました。
得意な顔でテーブルに戻って来るコールダー
「うんち、ポロポロだったよぉー」
その勝利の声はきっと厨房にも届いてた。
こうやって、いつかおむつが取れて行くんですね。
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今日は木曜日。ラガディの原作の絵本を読む日!
“Raggedy Ann Stories” (初版1918年、復刻版1993年Simon&Schuster社)の6つめのお話『RAGGEDY ANN’S TRIP ON THE RIVER』を読みましょう。(前回までのお話はコチラから>>> )
マルセラのティーパーティにはお人形達もいつも一緒。
ラガディ・アンにブリキの兵隊にインディアンのお人形に…全員お招きを受けます。
ジンジャークッキーとミルクのティーパーティが終わると、お人形達は眠そう。
少なくともマルセラにはそう見えました。
マルセラは「ここで待ってて」と言うと、ラガディ・アンだけを残して他のお人形達を家の中のベッドに寝かせに行きました。
アンはマルセラが戻るまで、クッキーのかけらを食べているありを見ていました。すると、後ろでぱたっと子犬の足音が聞こえました。
ファイドです。
ファイドはラガディ・アンをのぞき込む様に、首をかしげると前足を出して「わん!」と吠えました。
アンはまじめな顔をしようとしましたが、笑顔を押し殺すことが出来ません。
「僕と遊びたいんでしょ!」とファイドは言うとラガディ・アンの前で2度飛び跳ねました。
アンの笑顔がみるみる大きくなるとファイドはドレスの端をくわえて走り出しました。
ファイドは楽しくて仕方ありませんが、ラガディ・アンはあまり心地よくありませんでした。
アンは力の限り身をよじったり、足をばたばたさせますが、ファイドはアンが遊んでいるのと勘違い。
庭の門を出ると野原を駆け抜けました。ファイドは急に止まったり、走ったり。アンの毛糸の髪の毛は地面を引きずられて行きます。ひょいっと首を持ち上げると、アンは2、3度宙で回転した後地面に落ちました。
終いにはラガディ・アンの髪の毛はほどけ出します。
ファイドが小川までやって来た時、もう一匹の子犬が橋の向こうからやって来ました。
「何を運んでるの、ファイド?」
「これはラガディ・アンだよ。一緒に遊んでるんだ。」
ファイドはアンがホントに楽しんでると思ってたのです。
ファイドがラガディ・アンを離すと、このもう一匹の子犬がアンのドレスをくわえて橋を渡りはじめました。ファイドも後ろを追いかけて行きます。
ちょうど橋の真ん中までファイドが追いつくと、2匹はラガディ・アンで綱引きを始めました!
すると…ラガディ・アンは何かの拍子で橋の下の水の中に落ちてしまいました。
2匹は驚きました。
ファイドはラガディ・アンが野犬留置場から自分を助け出してくれたことを思い出し、急にすまない気持ちになりました。
でも川の流れは速く、ファイドはアンが流されて行くのを走って追いかけながら、吠えることしかできません。
ラガディ・アンが川底に沈んでしまうんじゃないか、なんて心配してませんか?
大丈夫!アンは新しい綺麗な綿をぱんぱんに体に詰められたばかりなので(前回のお話覚えてますか?)水は簡単には体にしみ込んできません。
そのうち2匹の子犬は疲れて、もうこれ以上土手をアンと一緒に走ることが出来なくなり、うちに帰ることにしました。
ファイドは帰り道、ラガディ・アンを溺れさせてしまうことになったことを辛く思いました。
アンはどうなったかって?
溺れてなんかいませんでした。それよりも川の流れがゆりかごのようにアンの体を揺すって、とっても気分がよかったのです。まるでマルセラが抱っこしてくれているように。
ラガディ・アンはいつの間にか眠りに落ちていました。
気がつくと、水たまりにある大きな岩にうつぶせにはり付いていました。
アンは岩をよじ上ろうとしましたが、その頃には体が水でぐっしょり濡れて重くて重くてとってもじゃありません。
結局、マルセラとお父さんがラガディ・アンを探しに来るまでそこで待つことになりました。
そうです、マルセラとお父さんはアンを探していたんです。
あちこちに落ちている、ラガディ・アンのエプロンの切れ端を頼りにアンを見つけることが出来たのです。
お父さんが川からすくいあげたアンをあんまりきつくマルセラが抱きしめたものだから、アンの体から絞り出た水でマルセラのエプロンも濡れてしまいました。
マルセラはラガディ・アンが見つけられたことに一杯で、そんなことは構っていられません。
急いで家に帰ったマルセラは、ラガディ・アンを椅子に座らせ、お人形達をみんな連れて来てお話を聞かせました。そう、アンの体が乾くまでずっと。
ラガディ・アンがすっかり乾くとお母さんは「出来たわよ!」と言って、マルセラがティーパーティーを開ける様にチョコレートケーキをオーブンから出して来ました。
その夜、皆が寝静まった後、ラガディ・アンはベッドの上に起き上がると、まだ起きているお人形達に言いました。
「私は幸せすぎて、全然眠くなんかないの。きっと体がびちょびちょになってハートの形のキャンディーが溶けて体中に染み渡ったんだわ。だって、ファイドがしたことにちっとも腹が立たないんですもの!」
これを聞いて人形達はとっても幸せな気持ちになりました。お互いが想い合い、優しい気持ちでいれば、幸せって簡単に捕まえることが出来るんですもの。
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6話目のお話はいかがでしたか?
来週は25日(水)にカントリールーシーさんでのDVD撮影会。27日(金)おかざきでのイベント。火曜日の夕方から3泊4日で出掛けて来ます。
まだまだ2月半ばな〜んて思ってたら、来週が終わると、もう3月なんですね。
今日も最後まで読んで下さってありがとうございます。
“I made a big poop!”
出張先のパパからもわざわざ携帯に報告が来ます。
勝利の報告はもしかして「遺伝」?!
???のあなたは、よかったらpoopの意味、辞書で調べてみて下さい(笑)
最後にあなたのポチっでブログの順位をぐい〜っと押し上げてやって下さい。
来週も予約で火曜日と木曜日の更新出来る様に、頑張ってみます。
こんにちは!アン&アンディが大好きなAkikoです。
昨日のお休みは何をして過ごしましたか?
私は、コールダーと近くの上野動物園に行って来ました。
う〜さぶ〜っ。
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今日は、ラガディ最初の原作本”Raggedy Ann Stories” (初版1918年、復刻版1993年Simon&Schuster社)の5つめのお話『RAGGEDY ANN AND THE PAINTER』を読んでみましょう。(前回までのお話はコチラから>>> )
Raggedy Ann Stories
Johnny Gruelle
大掃除の時期が来ました。お母さんはこの時とばかりにマルセラの遊び部屋の壁を塗り替えて、ボーダーを張り替えようと決めました。そんな訳で人形達は棚の一番高い所にばたばたと折り重なる様に置かれていました。
マルセラは、お人形達を1人1人ベッドに寝かせてやろうと思いました。でも、ペンキ屋が朝一番にまた来ることになっているので、お母さんは人形達のベッドはクローゼットの中に入れておくのが一番と言いました。
夜すっかりみんなが寝静まった頃、お人形の山の一番下にいたラガディ・アンは、ブリキの兵隊の足でお顔が押しつぶられながらも、いつもの笑顔のままで聞きました。
「ちょっと動いてもらってもいいかしら?」
お人形達はアンが座り直せるくらいまで、少しずつ棚の端へと動きました。
手足を伸ばし、ドレスのしわを手でぱんぱんとのばしながらアンは「あぁ、朝が来るのが待ち遠しいわ。マルセラが私たちをお庭に連れて行ってくれるもの」と言うと、
お人形達は朝までぺちゃくちゃとおしゃべりをしました。
朝になるとペンキ塗りのお兄さんの一人がラガディ・アンを棚に見つけると
「ジム、この抱き人形(rag doll)を見てご覧よ」と言ってアンの手を取り鼻歌を歌いながらダンスを始めました。
他のお人形達は棚に座ってじっと前を見ていました。だって、自分たちがホントは動けることを大人に見せるわけには行きませんから!
もう一人のペンキ塗りのジムが、「そのお人形は置いておいたほうがいいよ。この家の娘に怒られちまうぞ。きっとこのお人形が一番のお気に入りなんだろうから。」
でもこのペンキ塗りのお兄さんはラガディ・アンを色々な角度に回して踊るのをやめません。終いには、アンを宙に放っては抱きかかえてを始めました。
アンも楽しくって仕方ありません。アンが棚の他のドール達の前を通るとお人形達もつい微笑んでしまいます。だってアンが楽しそうにしているのが、とっても嬉しいんですもの。
もう一度ラガディ・アンが宙に舞ったとき、ばちゃっという音を立てました。ペンキ塗りのお兄さんがアンを受け止めそびれて、ペンキの入ったバケツに落としてしまったのです。
「言ったろ!」
「あぁ、やっちまった。(I didn’t mean to do it! :「そういうつもりじゃなかったんだ。」←故意にやったんじゃないよ、I am sorry.と一緒に使うのに便利なフレーズですね。)どっ、どうしよう!」と若いペンキ塗り。
「棚の上に戻しとけよ。」とジム。
棚に戻されたラガディ・アンの顔やドレスには、頭についたペンキが垂れて来ました。
朝食の後、部屋に入って来たマルセラはラガディ・アンの変わり果てた姿を見つけると泣き出してしまいました。
悪く思った若いペンキ塗りは、何が起ったのか説明したあと「もしよかったら (if you will let me)今晩うちに連れて帰ってきれいにして明日返すよ。」と言いました。
その晩「可哀想なラガディ・アン!ペンキまみれになった顔を見て泣きそうになっちゃったわ」とフランス人形。
「全くいつものラガディ・アンには見えなかったよ」とブリキの兵隊も涙を拭きながら言います。
「ペンキでいつもの笑顔が見えなかったよ」とインディアンの人形。お人形達のおしゃべりは夜中途絶えることがありませんでした。
朝が来て、ペンキ屋さんが戻ってくるとお人形は一斉に口をつぐみました。ラガディ・アンがどんな姿で戻って来たのかが待ち遠してくってたまりません。
やっと2日目の朝にペンキ屋さんが帰って、マルセラがラガディ・アンをお人形達のいる棚に戻して部屋を出て行くと、お人形達は一斉に口を開きました。
「ね、ラガディ・アン。どうだったの?」
お人形一人一人とぎゅっと抱きしめた(hug=ぎゅっとする)後、アンは話し始めました。
「ペンキに落ちてよかったわ!だってあんなに楽しい思いをしたことはなかったんですもの。ペンキ塗りのお兄さんが私を連れてうちに帰ると、お母さんにどんなに済まなかったかって話してくれたの。そうしたらお母さんが布切れを持って来て私のシューボタンの目を拭いて、顔のペンキをぬぐってくれたのよ。でも毛糸の髪の毛がペンキで固まってもつれてしまってたから、顔の縫い目のところから全部切ってくれたの。それで気持ち悪かったのが取れちゃった。
次の日の朝、ペンキを最後まで洗い落としてくれた後に洗濯紐にぶら下げてくれたの。それでね、ぶら下がっている間になにが起ったと思う?」
「なに、なに、教えて!」人形達は口々に言いました。
「ミソサザイが来てね、私からコットンをついばむとぶどうの木に小さい巣を作ったのよ。」
「なんていいお話なの!」人形達は叫びました。
「ね、そうでしょ?とっても嬉しい気持ちでいっぱいになったの。それで、優しいペンキ塗りのお母さんが、膝から体中に新しい綿を詰めて縫い直してくれたの。ほら、この毛糸の髪の毛も…それでね、これはし〜っだよ?」とアンが言うと、
「なになに、聞かせて、聞かせて!」と人形達は、ラガディ・アンに詰め寄ります。
「どうしていつもより大きな笑顔なのか教えてあげるわ。私の体を縫い直してくれた後に、食器棚(cupboardと”カップボード”とスペルしますが、”カバード”と発音します。)から紙の袋を出して来たの。
その中には何かが書かれているハートの形のキャンディーが沢山入っていて、その中から赤いのを選んで、私の体に縫い付けてくれたの!
秘密よ。だからこーんなにハッピーなの。ほら触ってみて!」
人形達はアンのハート型のキャンディーを触ると、とってもハッピーな気持ちになりました。お互いにお休みのハグをし終わってベッドに入ると、ブリキの兵隊がラガディ・アンに聞きました。
「それで、ハートのキャンディーにはなんて書いてあったのか見えたの?」
「もちろん!!青い文字で 『I LOVE YOU』」ラガディ・アンはとっても幸せそうに答えました。
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今日のお話はどうでしたか?紙袋の中にハート型のキャンディーが…ってところから、「もしかして、もしかして…」とどきどきしましたが、皆さんはどおでしたか?
以前、カジさんの『ドール図鑑』でこのブログでもご紹介しましたが(読みそびれたあなたはコチラから>>>) 、この絵本と同時に発売されたボランド社のドール達には胸にハートの形の厚紙が入ってたんですよ。
絵本でもこうやってアンの胸のところに、ハート型の『I LOVE YOU』というキャンディーが縫い付けられた逸話が出て来るんですね。
そういえば、明後日14日はバレンタインデー。なんてタイミングがいいんでしょう!
今年は日本でも「逆バレンタイン」なんて言って、男の人から女の人へチョコレートを贈りましょう!みたいに宣伝されています。
アメリカではもともと、バレンタインは女性から一方的に男性にチョコレートを贈る日じゃないんです。カップルだと、一緒にご飯を食べに行ったり、お互いにお互いが『Happy Valentine’s Day』のカードや、ちょっとしたプレゼントを贈り合う日なんですよ。
そして、お母さんが息子へとか、必ずしもカップルでなくってもいいんです。
異性同士が「大好きよ!」を伝える素敵な日。
私たちBEPでもこんなロマンチックな『ラッキー(key)カバー』のギフトをアレンジしてみました。
あなたは誰に「大好きよ!」を伝えますか?
今日も最後まで読んで下さってありがとうございます!
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次回の更新は火曜日を予定しています。